先日バラエティ番組でタレントの若槻千夏さんが娘さんとのこんなエピソードをお話ししていました。

子供がよく「なんで?」と聞いてくることをバラエティーで脳科学の先生に相談したところ、「若槻さんみたいに何も知らない人の方が天才が育てられるんですよ。なんで?と言われたらなんでだと思う?と言ってあげてください。そうしたら子供の考える力が育ちます。発明家たちの親はそれだけを言い続けたんですよ。」と言われ、なるほど。めちゃくちゃ良いアドバイス!と思い、それを言い続けたら、ある日小学生になった娘に「これなんで?」と言われ、「何でだと思う?」と返したら、「そろそろ考えなよ!」と怒られたんです。
さすが若槻さんだなぁと感じるおもしろいエピソードトークですが、何気ないこの話の中に子育てや教育の難しさ、表面的な知識やテクニックによる危うさみたいなものを感じ、私自身も同じようなことをしてしまっていたなと思い出しました。
あなたは本当に答え(自分の意見や考え)を持っていますか?
指導者として活動していた頃の私はこの質問に自信を持ってイエスと答えられなかったと思います。
「自分で考えなさい。」「あなたはどう思うの?」考えさせる作業をさせているこの言葉の裏には自分の意見に対する自信のなさがもしかしたらあったのかもしれません。
サッカーの指導者としてはもちろん、年頃の選手たちと接する教育者として、彼女たちから出てくる、あるいは出てきていたであろう素朴で、純粋な問いに真摯に答えられていたのか。
事の本質を突かれないために虚勢を張っていた部分もあったんじゃないかとすら感じます。
答えを持った上で子供達に問いかけていますか?
若槻さんのエピソードには親子関係だからこそのほのぼのとした側面もありますが、これが例えば教員と生徒、指導者と選手、などであった場合と考えると、少しドキッとする部分があります。
ただ現実的に考えて、言い訳ではなく、本当に今スポーツ界、教育業界に関わる方達、あるいは子育てを頑張るお母様たちにはとにかく本質を考える時間と余裕すらない。
だからこそ何かの力になればと思い、別の場所から私は自分の視野を広げるために様々な情報に触れ、いろんなことを勉強しながら、ここでの発信にチャレンジしていきます。


