かつて指導者として活動していた頃、自分の感じたことや考えたことを発信してみようと思った時期があったのですが、結局書いてみて「やっぱり私なんかが…」「バカにされるかもしれない…」と自信をなくして、誰にも見せることのなかった文章がいくつかあります。
現在はもう指導者はしていないのと、いつか見返したときに、自分の間違いや変化に気づけたらいいなという想いもありますので、あえてこちらで公開しておきます。
あくまで個人的な見解ですので、間違っていたり、的外れであったりする可能性があることはご了承ください。
私は女子サッカーの指導者をやめようと思っています。なんで?と聞かれたら、出来る気がしないから。
指導をし始めてまだ4年ですが、自分自身の中で最近気づいたことがあります。私はそんなにサッカーが好きではない。
指導者がするサッカー談義に入っていけない。というか入ろうとも思えない。サッカーを通して得られる何かに魅力を感じていただけで、サッカー自体を深く知ることに今でも興味がどうしても湧いてこないのです。
サッカーの原理原則の理解、システム、フォーメーションやらなんやらは私には難しいし、わからない。もちろん、何も努力せずに、自分の弱さと向き合おうとせずにやめるのは、良くないことですし、今接している選手たちにも失礼なので、指導者として選手の前にいる以上は、学ぶことはやめません。
ただ、ボールを蹴って楽しい、上手かったらかっこいい、仲間とパスを繋いで、同じイメージを共有できたことが嬉しい、そういったことに魅力を感じていただけで、勝つために必要な戦術などの理解、それを子供たちに教えなければいけない、ということまで自分自身が求めていないし、それを仕事として要求されると苦しい、そう思うようになりました。
この時点で、世の中のサッカー指導者の皆様には、早く辞めてしまえ、その時点で指導者失格、だから女はダメなんだ、そんな声が聞こえてきそうです。仕事なんだから努力しろ、本当のサッカーの楽しさをわかっていない、きっとそうなんですよね。
だから、辞めようと思います。私なんかより、優れている指導者はたくさんいるし、未来ある、やる気に満ち溢れている女性たちに頑張ってほしいと思うんです。しかし、そこで生まれた私の考え。自分が諦めてしまったら、この先指導者を目指してくれる女子選手も減ってしまうかな。こんな私にでもできることってきっとあるよなあ。できることってなんだろう。わからないけど、このしょうもない文章が、その一歩かもしれません。


